私の居間には色あせた賞状がずっと飾られている。他の賞状は行き先不明だがこの賞状だけはずっと居る。24年前の市民大会『ダブルステニス大会3位の賞状』である。30歳過ぎに始めた週一テニスで初めての賞状です。本大会でペアを組んだAさんも調子が良くこの準決勝の試合も優位に戦い、あと一歩で決勝まで勝ち上がる勢いでした。
だが1日で4試合目の疲れからかAさんが腹部から太股の広範囲にけいれんを発症したのです。体のケアーも考え最後は棄権の選択でしたが成績はベスト4(3位)で次回大会は一つ上のクラスでエントリー出来る権利を得ました。でもAさんはその後仕事で海外へ私は転勤で地方へ行き、以後ペアを組むことはありませんでした。
私はこの賞状を見ていつかはより良い賞状に変えたい気持ちになり、現在もテニスを続けています。なぜかこの賞状が私に勇気と意欲を与えてくれる私の宝物です。
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